以前は、”台風一過の秋晴れ”と言っていたのに、異常気象の連続で変わってきたのか?
台風は秋の季語なのは昔の話かな?
俳句では、台風を指す江戸時代から使われた野分(のわき)という季語がありますが、
時期としては、9月1日から11日頃にあたるそうですから、そろそろ解釈を変えないと???
昨日、TVで 「外国人による日本語弁論大会」 を観ましたが、
私達が日常何気なく使っている言葉も、弁論大会を聴いていると思わぬ発見が!
例えば、帰宅した時の”お帰りなさい!”の言葉も、ある国では該当する言葉が無いそうで・・・
この人は、日本に来てこの暖かい気持ちのこもった言葉を聞いて初めてホッとしたそうです。
考えてみると、日本語には様々な意味が一つの言葉にあります。
”すみません”と言う言葉も、英語に訳すと
Thank you という感謝の言葉、
I am sorry という謝罪の言葉、
Excuse me という問いかけの言葉など多くの意味があり、
多分外国人の人達には複雑・難解かも知れません。
日本語には、単純な意味の他に相手を思いやる気持ちが込められています。
イランの友人も、日本に来て最初に覚えた言葉が 「ダイジョウブ!」
この言葉も便利で、”安心・安全・間違い無い”など幅広い使い方が・・
以前から、日本人の笑みと日本語は意味不明と言われた時期がありましたが、
最近、日本語の相手を思いやる隠れた意味を理解する外国人も増えて見直されてきました。
”すみません”を謝罪の意味と捉え、絶対に口にしない国もあるそうです。
考えてみると、”ごめんなさい”より”すみません”の方が優しさが込められている感じがします。
いろいろな外国人の弁論を聴いたら、改めて日本語の深い意味を教えられた気がします。
これからは、他国に類を見ない、日本語の奥深さをかみしめながら話さないと・・・
そう言えば、古語は意味の深さでは現代語の数倍かも?
日本語は、”あな面白し”ですね!!!