ロイア、おうちへ帰ろうね!

この言葉、ロイアが好きな一言です。

何処よりなにより家が一番好きなロイアです。

散歩の途中この一言を聞くと、すぐさま踵を返して家を目指して・・・

ロイアにとって”家”、何処より落ち着いてそして安心できる唯一無二の”場”

ですから、お出かけする事はロイアにとっては迷惑至極!なんでしょう。


そのロイアが、昨日クリニックから退院しました

残念ながら、”病”回復しての退院では無く病状は悪くなるばかりで・・・

医師の話では、回復させる手立てとして肝臓に針を刺して検査をすると!

但し、この検査はリスクが大変大きく針を刺して症状が急変してしまう事も・・

この検査をして快癒の見込みがあるなら、一縷の望みを託してみようかと思いましたが、

大きなリスクのみで、いくつもの病を発症しているので大変難しいと・・・


ただでさえストレスに滅法弱いロイア!

なにしろペットホテルに泊まっても、一晩が限度でそれ以上だと体調不良に!

そんなロイアが、遠くの大きな病院での検査そして手術・療養

それでも治る見込みがあれば良いのですが・・・

病院へ行くだけでも大きなストレス!体力の弱ったロイアに耐えられるか???

ロイアにとって心身共に大きな苦痛があるとしたら・・・

老犬のロイアには大きなリスクがあり過ぎるのです。


色々な状況をカミさんと話し合って、”自宅に帰る”苦渋の決断をしました。

残された時間は、一週間かそれとも一か月かは判りませんが、

せめて、最後の時まで痛み無く安らかに過ごさせてやりたいと・・・


そんな事から、張り裂ける思いをこらえて

  ”ロイア、おうちへ帰ろうね!”と・・・


共に過ごせる時間は僅かかもしれませんが、

一分、一分を大切にして、精いっぱいの愛でロイアと過ごしたいと思っています。

 2016-3-13 ROYA