ここのところ良いお天気が続いて・・

私は”例の件”で、毎日病院通い!

治療の痛みは相変わらず”痛い~”ですが、

帰り道に見る黒尾谷岳に、痛みも薄らいできます!

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今頃の”山”の花は、エゴの花が散り始め変わってヤマボウシの花が!

我が家の玄関先も、散ったエゴの花のカーペットに!

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こんな光景が山の到る所で目にします。

この花が咲いている時、樹下を通るとほのかにリンゴの様な甘い香りがします。

このエゴノキ、古くは万葉集であの柿本人麻呂や大伴家持も詠っています。

古代”エゴ”は”ちさ”と呼ばれていました。

エゴの花は美しい純白ですが、落花するとすぐに茶色に変色してしまいます。

   息の緒に 思へる我れを 山ぢさの

       花にか君が うつろひぬらむ 

この歌も、万葉集の作者不詳の歌ですが、エゴの花の移ろいやすさにかけて

男の心変りを嘆いている乙女の心情を表しています。

かいつまんで言うと、

  命がけで貴方を思っている私なのに、

  貴方は、山ぢさの花の様に気持ちが変わってしまったのですか?・・・


地面に落花したエゴの花を見て、

こんな歌を思い返すと、散らばった花も何か風情溢れて見えます。

遥か、いにしえの乙女の心情に思いを馳せるだなんて、

エゴの花も、心豊かなひと時を醸し出してくれますね。