先日、カミさんの付添で黒磯の病院まで行ってきましたが、

病院で、ある老夫婦が目に止まりました!

(少々シリアスな話題でスミマセンです)

どうやら老婦人の体調悪く、咳のし通しで苦しそうな感じで、

また歩くことも不自由な様子でしたが、ご主人のフォローが素晴らしい!!

移動する時は、絶えずやさしい言葉で声かけしながら奥方の手を取り・・・

時には、歌を口ずさみながら奥方の気持ちを和らげている様子。

私も少しは?カミさんに優しくしなければと・・思ったんですが・・・・

田舎では過疎化で若い人が減ったため、”老老介護”はアタリマエなんでしょう!

今日も黒磯まで出かけたら、

老夫婦でご主人は車椅子・奥方は足が不自由な様でしたが懸命に車椅子を押して!


2・3日前ネットニュースで、

老人が老人を車に乗せる地方・・タクシーもバスも来ない集落”という記事が!

山間部の過疎地に住む老人の足となるのが、地域に住む老人ドライバーのボランティア。

まぁ、こんな事情の所は日本何処にでもありますが、

驚いたのがこの記事に対するコメントでした。

”周りに迷惑にならず、自分達も快適に過ごせる方法を考えるべき”

”都市部への移住をするか、金銭的に厳しいのであれば公営住宅に入居するか。
それがイヤであれば高額の固定資産税、数十倍の水道代、ガス代を払うようにしてもらいたい”

などと結構シビアな意見が多かったですが、

その殆どが、”都会の物差し”で田舎を論じている感じで・・

実は、私メも以前は同じ様な捉え方をしてました。

”都会の物差し”しか持っていませんでしたが、田舎に住んでみると”物差し”が全く違う!


インフラの整備された都会では、不自由無く暮らせますが

”田舎”では、バスの一日の本数4本!タクシー頼むとバカ高い料金になってしまう。

病院に行くまで数十キロ!オマケに総合病院でも毎日診療出来ない(医師不足で)

診療科によっては、週1回しか診療日が無い!!などと・・・

それでも地域住民にとってみれば”命の綱”です。

”そんな不便な所売り払って、都会に住めば良いさ!”

しかし、田舎の土地なぞ”2足3文”家を売り払っても、”都会の家”なぞ買えっこない!

ましてや、年金暮らしの”老夫婦”では、財力・体力で他に住むなんて絵に描いた餅。

過疎化が進めば進むほど、忘れ去られてしまう老人が多いのでは?と心配になりますね。

那須でも過疎化が進んでおり、”老人のタクシー”ボランティアが見られるのでは?と・・・

 2018-1-9 KANMA

この画像は、家から16km程離れた黒磯にある総合病院です!

私もカミさんもこの病院にお世話になっていますが、

”田舎の病院”なので、ノンビリした雰囲気です。

都会の病院の様に、ピリピリ感が無いので気持ちは楽ですね。

2015年に新病棟になり、設備も近代化されました。

それでも、医師不足で診療日が少ないのが現状ですが、

患者さんの多くは年老いた人達で、中には老老介護で来られる人達も・・