今回は、藤城清治美術館です。
この美術館は、絶対イチオシです。
大げさに言うなら、”藤城清治美術館を観る事無く、那須に行ったと言う事無かれ!!”です。
事実、昨年オープンしたにも関わらず、那須の名所で2番目に訪問者が多いそうです。
幼児からお年寄りまで楽しめる”美術館”ですね。
昨年春オープンしたのですが、訪れる機会に恵まれず今回やっとのことで・・・
生憎の雨模様(それもかなり強い雨)でしたが、雨の美術館もこれまた素敵でした。
長屋門を抜けると、緑豊かな森の小路・・・
入口には、赤と白の洒落たドアが出迎えてくれました。
国内に数か所に藤城清治氏の作品が展示されていますが、
藤城氏の常設美術館は、国内初とか・・・
入場料は、大人1,600円
但し、栃木県民は300円割引!
ユニークなのは、シニア割引、藤城氏と同年齢の90歳以上の方が対象。
これは、毎年割引年齢が加算されていくんでしょう?!?!
残念ながら、館内は一切撮影禁止なんです。
実際に鑑賞すると、カメラのレンズより、生きたマナコで観る方がより感動します。
興味をひいたのは、
横幅6mの巨大水槽を前に展示された作品は、水面にカラフルな影絵が映し出されファンタスティック!!
また、影絵ミニチュア舞台ではコンピューター制御のプロジェクションマッピングの仕掛けが見られます。
展示点数は約150点ほどで、各所に仕掛けが施されて楽しめますよ!
驚いたのは、藤城氏は今年90歳になられたと・・・
人生引き算と言われますが、(この引き算の意味は色々あるそうです)
私は今迄、人生30歳までは足し算で、それ以降は引き算になると思っていましたが、
齢90にして、創作意欲が衰える事の無い藤城氏に脱帽です!
私も、まだまだ弱音を吐いたり悲鳴をあげたりしてはイカン事を痛切に感じました。
ひとしきり巡った後は、喫茶コーナーで”お茶”も作品の余韻に浸れるかも・・・
この喫茶コーナーの椅子はご覧のとおり・・・
敷地内にあるチャペルのステンドグラスは見事です。
このチャペルで、俗世間の垢にまみれた身体を、
妹の旦那共々、懺悔してまいりました。
柔らかな光に浮かびあがるステンドグラスの見事さ!!
しばし、メルヘンの世界に身を委ねて・・・
一週間経た今も、あの感動を忘れる事が出来ません。
那須に来た折は、是非是非 藤城美術館を訪れてみては・・
俗世間を忘れ、異次元にいる不思議な感覚になります。
追記!那須にはステンドグラス美術館がありますので
興味のある方は、そちらにも足をのばしては・・・
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